努力と技術の陳腐化 官と民の先進事例

toyokeizai.net

 

クリスタラーだったかヘーゲルストランドだったか忘れたが農業技術の伝搬シミュレーションの研究があったそうだ。模倣しやすい技術は短期間で広い範囲に伝播し、陳腐化する。後発の利益しかない。先発の利益は特許などで守れらるが、模倣しにくい高度な技術にはその必要はないだろう。

ここで官と民の「先進事例」視察の差がでる。官の技術は巨額の予算を投じた住民サービス向上の為の成果であり一般に普及させるのが目的だが、民は他社との差別化であり、模倣は原則ありえない。市場を囲い込むための業界標準を目指す基本仕様などは別だが、公的なものと私的なものの違いだ。しかし民であっても、補助事業などで税金を投じたものは別。町おこし事業の難しはそこにある。街づくりの補助金でやっちゃったものは視察と模倣の対象でしかないから。

逆に民間部門ですぐ他事業者の視察を考えるのは、クリエイティブな感覚のない権威主義者でしかない。この手合いが多い会社って考えものだ。地域経済の自立や発展とかは困難だろうな。何が困難かって、それに気づかないってことだろう。

エコノミスト2014/9/16より

※経済学ではピケティ理論が流行りそうだが、社会学も面白そうだ。

21世紀の不平等に立ち向かう思想は何か

柴山桂太「静かなる大恐慌集英社新書

以下の3者の研究の紹介

経済学がなぜ格差が拡大しているのか、そのメカニズムを研究しているのに対して、社会学はなぜ格差をこれほど容認しているのか、その社会的・心理的な背景を説明しようとする。

1.フランスの経済学者トマ・ピケティ「21世紀の資本論

2.フランスの人類学者エマニュエル・トッド

人口学におけるユースバルジ(若年層の膨張)現象、若年層の積極的運動

人口高齢化社会においては格差拡大に政治に鈍感になる。

3.「グローバリズムが世界を滅ぼす」文春新書

社会学者ジョック・ヤング「後期近代の眩暈」青土社

スポーツ選手、ロックスターなどのセレブは努力によって富を築くため賞賛と羨望の対象であり、非難されない。相続などで地位が固定されると変わるかもしれない。

だが、現在は生活保護受給者に非難が向かい、富裕層への課税強化より、負担の不公平をなくすべきという意見に支持が集まりやすい。

19世紀はマルクスの思想が社会変革の急先鋒だった。高齢化社会ではどのような思想が社会変革の原動力となるのか。

 

 

reshape2のインストール時に?

local({pkg <- select.list(sort(.packages(all.available = TRUE)),graphics=TRUE)
+ if(nchar(pkg)) library(pkg, character.only=TRUE)})
> utils:::menuInstallPkgs()
--- このセッションで使うために、CRAN のミラーサイトを選んでください ---
URL 'http://cran.ism.ac.jp/bin/windows/contrib/3.1/reshape2_1.4.zip' を試しています
Content type 'application/zip' length 498050 bytes (486 Kb)
開かれた URL
downloaded 486 Kb

パッケージ ‘reshape2’ は無事に展開され、MD5 サムもチェックされました

ダウンロードされたパッケージは、以下にあります
C:\Users\USER\AppData\Local\Temp\RtmpS6ZoKf\downloaded_packages
> local({pkg <- select.list(sort(.packages(all.available = TRUE)),graphics=TRUE)
+ if(nchar(pkg)) library(pkg, character.only=TRUE)})
> utils:::menuInstallLocal()
パッケージ ‘reshape2’ は無事に展開され、MD5 サムもチェックされました
> local({pkg <- select.list(sort(.packages(all.available = TRUE)),graphics=TRUE)
+ if(nchar(pkg)) library(pkg, character.only=TRUE)})
> library(reshape2)

パッケージのリストに表示されないのでコマンド入力した。

バグか?バージョンか?

 

農業委員会の業務

●法令に基づく業務

1.農地法 

農地の権利移動、農地転用、農地等の賃貸借解約等、和解の仲介、賃借料情報の提供等、遊休農地の有効利用等の業務

 

2.農業経営基盤強化促進法 
「市町村基本構想」への意見、農用地利用集積計画の決定、土地改良法など 

3.土地改良事業の参加資格者認定

●任意の業務(ただし法令に基づく根拠あり)
農地等の利用関係についてのあっせん及び争議の防止、農地等の交換分合のあっせん、その他農地事情の改善等

 

●意見の公表、建議、答申

●地域の農業及び農業者に関する事項についての意見の公表、市の農林業施策に関する建議

 

●自治市からの事務委任など
農業者年金基金法に基づく農業者年金に係る全般的な業務、市等が定めた基本構想に従い農業経営基盤強化促進事業(1.利用権設定等促進事業、2.農用地利用改善事業の促進、3.農地保有合理化事業の促進)に係る業務等

とはいえ実際のところは、役場の担当課がやるんだろうな

 

 

経営形態別経営統計

修士のころに書いた「沖縄における農家経済のⅠモデル」は「農家経済調査」をベースにしていた。この調査って平成6年度までで、平成7年からは農業経営統計調査(農業経営動向統計)になっている。平成16年からは「営農類型別経営統計」「農畜産物生産費調査」となっている。早い話が農家経済調査と生産費調査だ。生産費調査は米、麦、大豆、乳牛などで沖縄ではあまり利用されない。沖縄ではさとうきび、パイン、豚がこれにあたる。

農業統計は農家の定義もさることながら、ここ10年、20年の間に大きく変わりすぎ。施策の担い手そのものがセンサスの度に変わったり、一貫した政策がとられていない。これが政治的コストなら制度設計に不備があるといわれてもしょうがない。とはいえ、時系列としての継続性を確保するために統計の担当者は努力しているというのはとてもよくわかる。農政分野で評価すべきはこの点だけであとは問題外ではないか。特に直接支払いや戸別所得補償は経済の基礎的な理論を理解してないとしか思えない。旧来の制度とほぼ変わらん。不思議でしょうがない。

営農類型別経営統計」営農類型区分ごとに農業経営体の

経営概況として世帯員数、経営耕地面積、労働時間、固定資産額等

経常収支状況として粗収益、経営費、所得、農外所得等で具体的には

(1) 世帯員、労働力
(2) 労働時間
(3) 経営土地
(4) 財産
(5) 主要農産物の作付(飼育)規模・生産量
(6) 農業粗収益
(7) 農業経営費
(8) 農業生産関連事業収入
(9) 農業生産関連事業支出
(10) 農外収入
(11) 農外支出
(12) 年金等の収入
(13) 租税公課諸負担
(14) 財産的収入・支出

水田作、畑作、野菜作(露地)、野菜作(施設)、果樹作、花き(露地)、花き(施設)、酪農、肉用牛(繁殖牛)、肉用牛(肥育牛)、養豚、採卵養鶏、ブロイラー養鶏、その他)の14営農類型区分について調べている。

現金出納帳、作業日誌、経営台帳に記載してもらうので被調査者にとっては経営を把握できるし、管理にも役立てることができる。

サンプルが少ないため沖縄県単位での変動が大きいのが難、日本農業調査はきほん、水稲作向けに設計されてるからね。

 

まさかまさかの衝撃的登場!か?SAS University Edition

SASって卒業したら使えなくなる可能性95%の統計道具

のはずが

ETSとかはつかえないが、IMLは使えると言ってはいるが・・・・

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VMwareで使ってみた

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こんな感じで

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こうなり

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とりあえずFireFoxでいくと

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IE11も同じ

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なかなか

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とりあえずはいけそうです。