沖縄の経済構造(分配所得で見えてくるもの)
単純に県民経済計算をグラフにするより、RESASにも実装されているTreeMapで表示してみる。
ほぼ第3次産業しかない(建設も3次産業にしてます)。
サービス、政府、卸小売でほぼ半分、不動産、建設と続く。1次2次は右隅の小さな柱となっている。
最大のサービス業の地域分布
1/4~1/5が那覇にあり、中南部で県全体の8割はあるだろう。
不動産、建設業は中部に多い。
情報に至ってはほぼ那覇市
製造業と農業は県全体に占める割合は低いものの、地域的なバランスがよいようなプロットになっている。
ところで雇用者報酬をみると人口分布に近いはずであるが、どうだろう。
企業所得は産業集積のある地域に対応する。
ところで財産所得である。
これは不動産業と対応しそうだが、見ての通り基地のある自治体で大きい。財産所得はなんとなく金持ち世帯のイメージがあるが、そういうことだろう。これをみると基地を経由する移転所得に沖縄経済の原泉を求めることになるようだ。